エスワティニ王国の障子を開けてみる。

休職して青年海外協力隊へ。 エスワティニ(旧スワジランド)派遣のPCインストラクター隊員によるブログ。

2018年08月

先日Ngwenya Glassというところに行ってきました。
https://ngwenyaglass.co.sz/
白人の方が経営しているおしゃれなガラス屋さん。

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<少し小高い丘の上にあります。きもちいい。>

廃ビンを使ったリサイクルで作られているようです。
基本的にはリサイクルの設備は国としてはないので、すごくいいことしてるなー。
工場内も見学できます。

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<グラスや小物など種類も豊富>


<何故か孔雀がたくさん。そして入店。>

HPでみたときからいいなと思っていたワイングラスとコルクを買いました^^
これで快適なのんべいライフを送れます。
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<商品タグ→ I was a Coke bottle!>
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<ワイン!、、、じゃなくてビールを入れちゃった。結局はビール党>

ガラス屋さんだけではなくおしゃれな雑貨屋さんもいくつか並んでます。
ここに来れば一通りのおみやげは買えそうです。
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<店名がeSwatiniに変わってました>
(国名変更に関してはこちら

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<チョコレート屋さん!!!>

食事のできるカフェもあります。
ホットサンドを頼んだら付け合せが手作りポテチでちょっとうれしい。。
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<店内の他、テラス席もありました>

アクセス
すみません、今回は車で行ったのでコンビ(ミニバス)の料金がわかりません。。
場所はムババネの中心街から20分くらいだと思います。
コンビならおそらくE10しない(数十円)くらいかな。

◯おすすめ度
おしゃれ  ★★★★☆
    白人経営はやはり洗練されてますね。
ローカル感 ★☆☆☆☆
    多少手工芸のようなものも売られてますが、小綺麗でお高め。
アクセス  ★★★☆☆
    街からは近いので車で幾分にはすごく楽。コンビでのアクセスは調査不足でわかりません。すみません。
お値段   ★★★☆☆
    入場料などはありません。売っているものはおみやげ価格。悪くはない。

★エスワティニワクワクポイント★
ガラス屋さんへ行く途中の車内。
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あれ?飯田橋を経由してくの??

、、、エスワティニ内を走る車の多くは日本車。
ナビはそのまま。


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先週、2学期が終了しました。
2学期は5月から8月にかけての期間でエスワティニでは真冬で寒いシーズンでした。
そんな2学期をちょっとずつ振り返ろうと思います。

5月
ICTの部門に教育実習の先生が来ました。

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自分は人と距離を詰めるのが苦手なタイプなのですが、
彼がいろいろ話してくれて、また週末のランニングイベントやサッカーも声をかけてくれて親しくなることができました。
すでに学校を去った彼ですが、今でも毎週末ランニングイベントであっています。

後半は月末テストのスコアシートの改善&成績表作成システムの作成に着手。
これについては別の記事にまとめます。
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<一回目の改善で先生向けにプレゼンした時の様子>

6月
ティーチングアシスタント(TA)制度を実施。
理系の大学ではおなじみのこの制度。本来は大学院生が学部生の授業のサポートをするものですが、私のクラスでも同じクラスの生徒同士で教え合うものとして導入。
ただ数回やりましたが、まだうまく回らない。。3学期の進め方を考え直します。
これについても別途記事にまとめたい。。
また3者面談もありました。
教育熱心なママがいたり、兄弟が1つの同じクラスにいることを知ったり、、、
最初は緊張しましたが、面白い経験でした。
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それから近隣の高校対抗でスポーツ大会。
サッカー、ネットボール、バレーボールで競われます。
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<3チームしか出ないからみんなトロフィーをもらえるっていうカラクリ。。。>

新生徒会の選挙がありました。

<授業がないからなのか、何故かみんなテンションが上っている投票前。>

7月 
模擬試験。
卒業試験に向けた模擬試験です。
いつもの月末試験よりも重い雰囲気で行われます。
私のクラスでは思ったよりも生徒たちの点数が悪く、、、若干落ち込みました。
テストは生徒の評価とともに、自分自身の評価。
私が今まで卒業試験や模擬試験の内容をわかっていなかったということもあり、
あまりポイントを絞って教えられていなかったのかなと反省。
3学期に挽回できるようにやるしかないです。
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<理科、家庭科、ICTなどの科目は実習の試験もあります>

そして学期末。
怒涛の採点と成績表作成システムの大詰めでバタバタでしたが、
無事2学期を終えることができました。
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<緊張の面持ちで成績表を受け取る生徒>
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<いい結果だったのかな?笑顔の生徒>

ざっとまとめました。
漏れがあるかもしれません。。
もう少しブログ更新の頻度を上げていかないと忘れちゃうし書ききれない><

さて今週からは長期休暇です。
と言っても卒業試験を控えるForm3(中学の卒業)とForm5(高校の卒業)は補講があるらしく、、、
私も(クラスは持ってませんが)Form5のサポートで学校に来てます。
後半はマラウイへ行く予定!


★エスワティニワクワクポイント★
学校の給食は補講期間だけ毎日肉。
普段は豆ばっかりだけど。。
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エスワティニ。
それは特に特徴のない場所を形容するときに使われる言葉です。
「この前出張で静岡言ったんだけどさー、エスワティニだったわー」


あ、ごめんなさい。嘘です。
自虐です。
好きです、エスワティニ。
好きです、静岡。

日本の四国程の面積しかないこの国には世界的に有名な観光地は特にないのですが、
実は首都から少し北へ行ったところにある「シべべロック」は世界で最大級の一枚岩だそうです。
その大きさはオーストラリアのエアーズロック(ウルル)に次ぐ第2位の大きさ。(Wikipedia英語版より)
かと思ったらそもそもエアーズロックより同じくオーストラリアのマウント・オーガスタスのほうが大きいのだとか。(Wikipedia英語版より)

うーん、、、たぶん2位か3位です。


さてそのシべべロックで先日Sibebe Survivorというイベントがあり参加してきました。
http://www.sibebe.co.sz/
チャリティーイベントということで参加費はE220(2000円)です。(通常登る分にはE30(270円))

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スタート前に腹ごしらえ。ちなみにこんなTシャツをもらえます。

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参加者はたくさん。ただみんな企業毎に参加しているそうで、お金も企業が払ってるのだとか。
Tシャツも企業毎に作ってるみたい。
そりゃ個人でE220も払わないか。

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悪命、、、なにそれ?


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頂上でオレンジの配布。スポンサーはいすゞみたい。
エスワティにはオフロードもたくさんあるのでクロスカントリー車が人気。高いからなかなか買えないみたいだけど。

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頂上到着。
岩の大きさがどのくらいはというのは、、、自分が岩に乗っちゃうとわかんないですね^^;
反対側から見てみたい。


ハイキングコースの中腹にはシべべリゾートというのがあります。
宿泊施設はまだ工事中みたいですが、レストランバーは経営中だったので、
帰り道によってビールを一杯。
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エスワティニ国産ビール「SIBEBE」
SIBEBEビール on the Sibebe Rock!


全部で15km弱、標高差は380mほど。(by GPSウォッチ)
ハイキング感覚で気軽に登れますので、エスワティニにお越しの際には世界2位?3位?を感じてみてはいかがですか?
※ただし日陰は殆ど無いので、真夏はきついかも!注意!

〜シべべロック入り口までのアクセス〜
首都ムババネのコンビランク(ミニバスのターミナル)でSibebeに行きたい!と言うと
コンビ乗り場に連れてってもらえます。料金はE9。
ちなみにSibebe Suvivorのイベントの際にはシャトルバスが出ています。

★エスワティニワクワクポイント★
頂上で座ってると写真を一緒に撮ろうと言われる。
ちょっと人気者になれる。
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魔女。
ヨーロッパの民間伝説に現れる妖女。悪魔と結託して、魔薬を用いたり呪法を行ったりして人に害を与えるとされた。
-広辞苑より

ここでは「ヨーロッパの伝説」なんて書かれていますが、アフリカ、そしてエスワティニも魔女さんはいるようです。
シスワティでは「Umtsakatsi」といいます。この言葉をルームメイトはwitchと訳したので私は日本語で「魔女」としましたが、ヨーロッパの文化とは起源は違うのかもしれません。

さて魔女といったら箒ですね。
↓こんな感じ
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<二本松での研修中に現れた魔女。>

しかしエスワティニの魔女はサルに乗ってやってくるとのこと。
しっぽを柄のようにして乗っているんだとか。ほんとかよ。
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ルームメイトのお父さんが実際に見たんだと。(※泥酔時)

ということでサルは魔女の遣いという扱いのようです。
山で数匹のサルを見る分には野生の猿だろという感じのですが、
村に一匹ポツンと猿が現れると魔女の飼い猿じゃないか??となるわけです。

「近くに魔女がいるぞー!」
「サルを捕らえろー!」

ということで村民総出でサルを捕まえます。
そしてなんとそれを食べるんだとか(゚∇゚ ;)エッ!?

そのサルを食べられなかった人が”魔女”ということになるのです。。。



わが村にサルが現れたら頑張って食べなきゃな。
ナスDも食べてたし大丈夫か。。

★エスワティニワクワクポイント★
8月に入って急に暖かくなってきました。
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前回に続き春っぽい写真。

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