エスワティニ王国の障子を開けてみる。

休職して青年海外協力隊へ。 エスワティニ(旧スワジランド)派遣のPCインストラクター隊員によるブログ。

タグ:観光

先日Ngwenya Glassというところに行ってきました。
https://ngwenyaglass.co.sz/
白人の方が経営しているおしゃれなガラス屋さん。

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<少し小高い丘の上にあります。きもちいい。>

廃ビンを使ったリサイクルで作られているようです。
基本的にはリサイクルの設備は国としてはないので、すごくいいことしてるなー。
工場内も見学できます。

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<グラスや小物など種類も豊富>


<何故か孔雀がたくさん。そして入店。>

HPでみたときからいいなと思っていたワイングラスとコルクを買いました^^
これで快適なのんべいライフを送れます。
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<商品タグ→ I was a Coke bottle!>
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<ワイン!、、、じゃなくてビールを入れちゃった。結局はビール党>

ガラス屋さんだけではなくおしゃれな雑貨屋さんもいくつか並んでます。
ここに来れば一通りのおみやげは買えそうです。
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<店名がeSwatiniに変わってました>
(国名変更に関してはこちら

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<チョコレート屋さん!!!>

食事のできるカフェもあります。
ホットサンドを頼んだら付け合せが手作りポテチでちょっとうれしい。。
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<店内の他、テラス席もありました>

アクセス
すみません、今回は車で行ったのでコンビ(ミニバス)の料金がわかりません。。
場所はムババネの中心街から20分くらいだと思います。
コンビならおそらくE10しない(数十円)くらいかな。

◯おすすめ度
おしゃれ  ★★★★☆
    白人経営はやはり洗練されてますね。
ローカル感 ★☆☆☆☆
    多少手工芸のようなものも売られてますが、小綺麗でお高め。
アクセス  ★★★☆☆
    街からは近いので車で幾分にはすごく楽。コンビでのアクセスは調査不足でわかりません。すみません。
お値段   ★★★☆☆
    入場料などはありません。売っているものはおみやげ価格。悪くはない。

★エスワティニワクワクポイント★
ガラス屋さんへ行く途中の車内。
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あれ?飯田橋を経由してくの??

、、、エスワティニ内を走る車の多くは日本車。
ナビはそのまま。


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エスワティニ。
それは特に特徴のない場所を形容するときに使われる言葉です。
「この前出張で静岡言ったんだけどさー、エスワティニだったわー」


あ、ごめんなさい。嘘です。
自虐です。
好きです、エスワティニ。
好きです、静岡。

日本の四国程の面積しかないこの国には世界的に有名な観光地は特にないのですが、
実は首都から少し北へ行ったところにある「シべべロック」は世界で最大級の一枚岩だそうです。
その大きさはオーストラリアのエアーズロック(ウルル)に次ぐ第2位の大きさ。(Wikipedia英語版より)
かと思ったらそもそもエアーズロックより同じくオーストラリアのマウント・オーガスタスのほうが大きいのだとか。(Wikipedia英語版より)

うーん、、、たぶん2位か3位です。


さてそのシべべロックで先日Sibebe Survivorというイベントがあり参加してきました。
http://www.sibebe.co.sz/
チャリティーイベントということで参加費はE220(2000円)です。(通常登る分にはE30(270円))

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スタート前に腹ごしらえ。ちなみにこんなTシャツをもらえます。

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参加者はたくさん。ただみんな企業毎に参加しているそうで、お金も企業が払ってるのだとか。
Tシャツも企業毎に作ってるみたい。
そりゃ個人でE220も払わないか。

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悪命、、、なにそれ?


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頂上でオレンジの配布。スポンサーはいすゞみたい。
エスワティにはオフロードもたくさんあるのでクロスカントリー車が人気。高いからなかなか買えないみたいだけど。

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頂上到着。
岩の大きさがどのくらいはというのは、、、自分が岩に乗っちゃうとわかんないですね^^;
反対側から見てみたい。


ハイキングコースの中腹にはシべべリゾートというのがあります。
宿泊施設はまだ工事中みたいですが、レストランバーは経営中だったので、
帰り道によってビールを一杯。
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エスワティニ国産ビール「SIBEBE」
SIBEBEビール on the Sibebe Rock!


全部で15km弱、標高差は380mほど。(by GPSウォッチ)
ハイキング感覚で気軽に登れますので、エスワティニにお越しの際には世界2位?3位?を感じてみてはいかがですか?
※ただし日陰は殆ど無いので、真夏はきついかも!注意!

〜シべべロック入り口までのアクセス〜
首都ムババネのコンビランク(ミニバスのターミナル)でSibebeに行きたい!と言うと
コンビ乗り場に連れてってもらえます。料金はE9。
ちなみにSibebe Suvivorのイベントの際にはシャトルバスが出ています。

★エスワティニワクワクポイント★
頂上で座ってると写真を一緒に撮ろうと言われる。
ちょっと人気者になれる。
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先日Swaziland National Museum(国立博物館)に行ってきました。
一応正式名称はまだスワジランドなのかな?
場所はLobambaと言われる地域にあります。首都ムババネから車で15分ほどです。
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<バスラーミナルではおしゃれなウォールアートがお出迎え>

ここから歩くこと15分ほど。競技場などを横目に進んでいくとありました。
それっぽい門。
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<まだSwazilandになっているけど、、、eSwatiniになる日は来るのだろうか。。>

また伝統的な建物も見えてきます。
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<ここは建物外なので無料で見学可>

更に建物の前にはなぞの人形がお出迎え。
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<おぉ、B級感を醸し出している。。>

中に入ると目の前に受付があります。
料金は大人E80(720円)です。
ローカルの人はE25で私もエスワティニIDを持っていたのでローカル価格で入らせてもらえました笑
ちなみにパンフレットなどは一切ありません。

受付を見て右手が文化、歴史エリア。
文化が一部屋、歴史が一部屋です。
一部屋で歴史を紹介できちゃうんだからやっぱり歴史も浅いんだな〜と実感。
や、日本の歴史めっちゃ長いな、と実感。

文化コーナーでは伝統衣装や伝統楽器を見ることが出来ます。
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<ビーズを使った装飾品。あんまり見ないけどな、、、。>
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<今でも伝統ダンスを踊るときやリードダンスの時は上裸。手に持っていル長い草がリード(葦)です。>

また受付を見て左手は自然エリアです。
ここは一部屋分の広さです。
エスワティニに住んでいる動物の模型?剥製?が飾ってあります。
また人類発祥の地アフリカにふさわしく進化の過程が図示されています↓

<最後なんか違う気がする。。。>

以上、内容的にはサラッと見たら30分ですかね。
歴史のところは説明も多くあるのでじっくり見たら一時間くらいは必要かもしれません。

また博物館の前にはKing Sobhuza II Parkもあります。
そちらも入場は有料ですが、セットチケット(E120)もあるようです。

博物館だけを目的にすると寂しいので、
公園や近くの競技場、バスターミナル周辺を歩くといいかもしれません。

<バスターミナル周辺にあるアーケードゲーム。一応動いてる。>


<Swaziland National Museum>
  • 開館時間
    月曜から金曜、8時から5時
    (まさかの土日はやってないのでご注意を!)
  • アクセス
    首都Mbabane(ムババネ)のバスターミナルからコンビタクシー(ミニバス)で約15分、Lobamba(ロバンバ)で下車、そこから徒歩15分
    (もしかしたらもう少し近くで降りられるかも。ムババネのバスターミナルでNational Museum行きたい!って誰かに言ってください)
  • 料金
    大人E80(720円)
    子どもE30(240円)
    ローカルの人、エスワティニIDを持っている人はE25
    (HPではE10となってますが改定したみたい。ご注意を。。。って使う人いないか。)
  • 公式ホームページ
    http://www.sntc.org.sz/tourism/museum_tourism.php

<その他の観光地>
Hlane Royal National Park
http://swazi-uta.blog.jp/archives/hlane.html

★エスワティニワクワクポイント★
大きなバスターミナル(ムババネ、マンジニなど)からコンビタクシーに乗るときはどこどこに行きたいと誰かにいえばそのバスの出発点や乗り継ぎを教えてくれます。
すなわち自分で経路とか考える必要ないので意外と楽だなと思う今日このごろ。
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エスワティニには3つのサファリ(Gameと呼ばれる)があります。
今回はそのうちで一番大きなHlane Royal National Park(シャーネ、hlaは「シャー」と「ヒャー」の中間のような音)にいってきましたのでその紹介を。

★行き方
ムババネからマンジニE20
マンジニからシャーネE30
それぞれコンビランク(バスターミナル)でマンジニに行きたい!シャーネに行きたい!と誰かしら立ってる人に言うと案内してくれます。

私達は車が使えないので、コンビ(ミニバス)移動をしましたが、一般的には車で来る人が多いと思います。

★到着後
こちらがバスを降りたところ。周りには何もありません。
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看板に従ってこの先少し歩くと受付があります。入場料E100(900円)。
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<骨がお出迎え>

★宿
Hlane Royal National Park内には2つの宿泊施設があります。
受付から近くのNdlovu Campと奥にあるBhubesi Camp。
私たちは徒歩で行けるNdlovu Campに泊まりました。一泊E400(3600円)。
Campと言われていますがキャンプ場だけでなくドミトリーや二人用の一軒家、グループ用の一軒家もあります。
ちなみに私は同期隊員と二人部屋に泊まりました。en-suiteと呼ばれる、風呂とかトイレに扉は有るけど、上は筒抜けみたいな構造。。。わかるかな??(写真撮り忘れた。)
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<エスワティニらしい円形の一軒家。中の写真撮り忘れた。。普通に綺麗です。>

ちなみに電気はないのでアルコールランタンやろうそくで過ごします。
レストランや受付で使う電気はソーラー発電でまかなっているようです。
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<おしゃれなランタン。>

★WiFi
スワジの宿は大抵使えないか有料です。ここも有料でした。

★食事
レストランが近くにあり朝昼晩と食べることが出来ます。自炊は出来ないので長期滞在には向かないかも。
E50(¥450)〜E1000くらい街でも外食すればそのくらいの値段かなという感じなのでディズニー的な高さはありません。
ビールは200円くらい。
夜はお客さんの人数によってビュッフェだったりそうじゃなかったり。
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<インパラ肉食べられます!インパラポイキ(煮込み)。うまく撮れずすみません。
煮込みだと臭みとかはなく、意外と柔らかくてビーフみたいな感じでした。>

★アクティビティ
いよいよGame Driveへ。
ここのGameでは徒歩での移動ができないので車での移動となります。
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<いかにもな乗り物でLet’s go!もちろん安心の日本車。>

自家用車やレンタカーで行く場合は自分の車でも回ることが出来ますが、
ライオンゾーンに限ってはこれに乗る必要があります。
時間帯や回るコースによって値段が違いますが3000円前後です。

バードウォッチングやサイクリングなどを選ぶことも可能です。
※年齢制限も有るようなので小さいお子さんと行く場合はご確認を。

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<サイはレストラン前のベンチから見れます。フェンスのすぐそばまでやってきます。
ちなみにカバもいるんだけどずっと池の中で頭しか見れず。>
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<クロコダイル。遠くで小さいんだけど、インパラと比べるとその大きさがわかる。>
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<アフリカゾウ。存在感がすごい。>
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<やはりメインはライオン。見れてよかった。>

ゲームドライブで動物を探し回るのもあり、
キャンプをゆっくりするのもあり、
ビール、コーヒー片手に池のそばでボーッとするのもあり。

疲れたときにもおすすめです。

その他の写真はinstagramで。
https://www.instagram.com/sawubona_yuta/
公式HP
https://biggameparks.org/properties/hlane-royal-national-park-1


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2018年4月19日。
我らが国王、ムスワティ3世の誕生日でした
毎年この日は大きな集会があり、お祝いをするようですが、
今年に関しては独立50周年、生誕50年という節目の歳で例年よりも大きなイベントだったようです。(例年を知らないのでなんとも言えませんが。。)
このイベントは50/50(フィフティフィフティ)と呼ばれています。
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中身はというとイースターの時に同じ様に大きなスタジアム(Mavuso Studium / Manzini)でダンスや歌などの出し物があります。
イースターの様子はこちら→スワジランドのイースター
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<相変わらずかっこいいスワジランドの、、もとい、エスワティニの伝統ダンス。>

さて、今回実はこのイベントが日本でもニュースとなっていました。
なぜならば王様が
「国の名前変えちゃうよー」
と宣言したからです。(注:意訳です。)
50歳の誕生日ですしね、このくらいのわがまま許されるでしょう。
(とはいいつつ議会での議論も前々からあったようです。)
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OI000062
<ムスワティ3世。今回は後ろ姿と遠目からしか写真が撮れませんでした。>

スワジランド王国からエスワティニ王国へ。
Swaziland to eSwatini.

貴重な場に居合わせることができました。

突然の国名変更でびっくりで、さぞ混乱が生まれるかと思いきや
街は全くいつもと変わりません。
同僚の先生に会っても全くそんな話題出ません。
多分現地の人たちも意識そんなにしていないんじゃないかな。
なんともゆったりしています。

さて変わった国名が変わった理由ですが、各種ニュースサイトの情報や肌感覚で感じることをまとめてみると以下となります。
・英語表記からシスワティ(現地語)表記にしたい
南アフリカでも地域名を英語名から現地語名へ変える動きがあるようです。(実際には元の英語名のほうがポピュラーだったりするのですが)
  例)プレトリア→ツワネ
・他のアフリカ諸国は独立時に現地語にしていた
     例)ベチュアナランド→ボツワナ
・スイス(Switzerland)と間違えやすい
間違えやすいから自分が変えちゃうとかプライドないの?という感じですが間違えられることに不満があったようです。でも実際に間違えやすいのは確かでスワジランドに遊びに来たスイス人もよく間違えられるんだって言ってました笑

一般的なニュースの内容を書いてしまいましたが生活レベルでまた変化があればまた報告をしたいと思います。


あーブログタイトルどうしよ(ボソ


★スワジワクワクポイント★
このイベントで国旗をもらいました。地味に嬉しい。
国旗



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